看護師が一人暮らしを始めたいなら、職場への通いやすさを考慮した上で、住居を選ぶと出勤と帰宅のストレスを減らせる。
夜勤がある病院に勤める場合、残業などの理由で帰宅に公共交通機関を使えない場合もあるだろう。
しかし、病院まで徒歩で通える住居を選べば、どんなに遅くなっても、公共交通機関のことなど考える必要はない。
もちろん、出勤時も混んでいる公共交通機関を利用する必要はないため、疲れずに病院までたどり着ける。
ここで、看護師が一人暮らしをする際に特に抑えておきたいポイントを紹介しよう。
それは、安全面ということで、セキュリティについてきちんと考えなければいけないということだ。
特に、近年は、ストーカーなどの被害に遭う事件も増えているため、セキュリティがしっかりとした住居を選ぶ必要がある。
実際に、自分が受け持った患者がストーカーになったというケースもあるため、もしもの時のために対策は行うべきだ。
もちろん、患者に住所を聞かれたとしても、気軽に教えるようなことはしてはいけない。
病気で弱っている患者ならば何もしないかもしれないが、病気が治って元気になったとたん、害を及ぼしてくる可能性もある。
もしも、通いやすさとセキュリティの両方を考えるなら、病院が用意している寮に入るという手段もある。
そこならば、病院の近くにあって、周りは関係者ばかりなので助けを求めやすい。
ただし、寮に入るためにそれぞれで条件が設けられているため、利用したいのならそちらをまずは確かめよう。
独身で一人暮らしなら入れるところも多く、遅くまで物音を立てない等、あまり干渉しないところも多いのでそれほど難しい条件ではない。